エンブロイダリーレースってどうやってつくるんですか?
エンブロイダリーレースが出来るまで
デザイン
1、実寸大の図案作成
2、製図
1単位の模様が6倍に拡大され、刺繍糸の1縫いの動きを克明に描きます。
3、パンチング
製図の模様に従って、パンチング機でカードに孔をあけます。
パンチング機の片側で実物通りの見本が刺繍され、反対側ではカードに1縫い毎の運針量が自動的に計算されパンチングカードが作成されます。
現在ではコンピューターを結合したシステムで製図の大きさは実物大でも可能です。
4、刺繍機
エンブロイダリーレース機は代表的なものとして13,7mの機械があり、布を横にして垂直に張り、刺繍します。
すべての刺繍針の下側にもりが付けてあり、孔をあけることが可能で、布は上下段同時に作動するように設備されています。
上下段で1000本以上の針が一斉に作動し、模様を刺繍します。最小針間隔は1フランスインチ(27、07mm) 13,7mm刺繍は15ヤード機(13,7m仕上がり)の針本数は512本です。